「ジッター値が安定しない・・・・」
ネットワークジッターは遅延、遅延、およびパケット損失と密接に関連しています。
そこで今回はJitter値(ジッター値)情報をまとめました。
この記事で解決する疑問
・Jitter値(ジッター値)とは何??
・快適なJitter値の目安と数値が安定しない原因は??
・Jitter値(ジッター値)を改善してでゲームは快適にプレイできる方法
このページでは『Jitter値(ジッター値)とは何??ジッター値の測定と安定しない数値改善方法』を紹介していきます。
サービス概要 | 詳細 | |
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・最大2Gbpsの超高速回線 ・大会があるeSports施設でも採用 ・現状日本最速のネット回線 |
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ページコンテンツ
Jitter値(ジッター値)とは何??

まずあまり聞き慣れないJitter値について解説します。
簡単に言うと「Ping値の安定度を示す数値」となり、その数値の値が小さいほどブレ幅が軽度で安定したインターネット通信になります。
Jitter値(ジッター値)が高い場合の影響は??
基本的に、データパケットの到着に時間がかかるほど、ジッターがビデオとオーディオの品質に悪影響を与える可能性があります

↑FPSの大事な部分で瞬間移動してしまう事態も・・・
Jitter値(ジッター値)の測定方法
まず自分の回線のジッター値を測定する必要があります。
万能のジッターテストはありませんが、ツールボックスに必要な便利なツールがあります。ジッターはネットワーク遅延の変動性を測定することに注意してください。
いくつかの異なるテストを実行することで、ジッター数値を判断することができます。
ジッター値 測定方法1:オンライン速度テスト

オンライン接続テストでは【帯域幅、パケット損失、遅延などの問題】を数秒で確認できます。
- Cloudflareのインターネット速度テスト-この技術に焦点を当てた速度テストは、あなたのバイタルを美しく示します。帯域幅、遅延、ネットワークジッター、およびパフォーマンスをファイルサイズ別に表示します。
- TestMy.netレイテンシーテスト-このブラウザベースのツールは、レイテンシーとネットワークジッターを単純なグラフで表示します。トラブルシューティングに役立つ多くのサーバーの場所を選択できます。
- Ooklaの速度テスト-この単純な速度テストでは、接続速度とpingも測定されます。そのエンドポイントテストは、高帯域幅の状態を確認するのに役立ちます。無料のモバイルアプリを使うのも便利です。
サイトに飛んで計測ボタンを押すだけなので気軽に調べることができます。

Pingテストでは、複数の連続したpingを送信します。
次に、各pingの時間制限を平均して、全体的な平均遅延を提供する必要があります。次のようなオンラインツールを使用してこれを行うことができます。
ツールが異なれば、わずかに異なるテストを実行できます。たとえば、ネットワーク内の特定のデータセンターにpingを実行したり、ユーザーが特定のWebサイトに直接pingを実行したりできます。
ジッター値 測定方法2:端末ベースのJitterテスト
さきほど紹介したオンライン接続テストは便利ですが、残念なことに正確性には欠けます。より正確に検索したい場合は【端末ベースのJitterテスト】を行ってください。
【調べ方手順】
ターミナルを開き(Windowsユーザーの場合は「コマンドプロンプト」)、手動のpingテストを実行します。このコマンドは、各パケットがそのネットワークに到達するのにかかる速度を示します。
- macOSとLinux:
ping -c 20 8.8.8.8
- ウィンドウズ:
ping -n 20 8.8.8.8
このコマンドは、20パケットでサーバー(GoogleパブリックDNS)にpingを実行します。最後に表示される値を確認してください。
20 packets transmitted, 20 received, 0% packet loss, time 19026ms
rtt min / avg / max / mdev = 21.296 / 23.188 / 28.313 / 1.762 ms
「mdev」(最大偏差)値に注意してください。上記の例では、約2msのジッターになります。パケット損失がゼロであることを必ず確認してください。
ジッター値 測定方法3:高度なネットワーク監視ツール
殆どの方には必要ありませんが大規模なServer等を運営している方は[高度なネットワーク監視ツール]も選択市に入るかもしれません。
これらのツールは、ルーターレベルですべてのインバウンドおよびアウトバウンドトラフィックを監視することによって機能し、あらゆる種類のトラフィックを分析します。
- LogicMonitor
- Cisco DNA
- Dynatrace
これらは、トラブルシューティングのための高ジッター、パケット損失、およびリアルタイムメトリックを警告します。さらに、サービスレベルアグリーメント(SLA)の監視でベンダーに責任を負わせることができます。
快適なJitter値の目安と数値が安定しない原因は??
さて上記の測定方法で計測した数値「良いのか?悪いのか?」わからない方と思います。下記の表を参考にJitter値の状態をチェックしてみてください。
【通信状態目安】 | Jitter値(数値) |
快適 | 0~5ms |
特に問題なし | 5~10ms |
若干安定しない | 10~40ms |
ラグは多すぎる | 40ms~ |
測定した目安として[Jitter値10ms以上]の場合は改善の必要があると言っていいです。
NURO光などの爆速回線の場合は1msを切りますが、遅いVDSL方式などの場合10msを超えており、で、ゲーム内でラグが起きてしまう可能性が高い。
最悪でも5ms以下に抑える必要があります。
ネットワークジッター値が高い原因は???
Jitter値が低い原因は多岐にわたりますが主な原因を紹介します。
[ネットワークの混雑]
十分な帯域幅がないことが一般的な問題です。あまりにも多くのアクティブなデバイスが帯域幅を消費している場合、ネットワークはトラフィックの輻輳で過密になります。
[ハードウェアパフォーマンス の低下]
ルーター、ケーブル、スイッチなどの古い機器を備えた古いネットワークは、ジッターの原因となる可能性があります。
[ワイヤレスジッター]
ワイヤレスネットワークを使用することの欠点の1つは、ネットワーク接続の品質が低いことです。有線接続は、音声およびビデオ通話システムがより高品質のユーザーエクスペリエンスを提供することを保証するのに役立ちます。
[パケットの優先順位付けを実装していない]
特にVoIPシステムの場合、オーディオデータが他のタイプのトラフィックの前に配信されるように優先順位が付けられていない場合、ジッターが発生します。
Jitter値(ジッター値)を改善してでゲームは快適にプレイできる方法
- IPoE(IPv6)接続に切り替えてみる
-
ジッタバッファリングを使用
-
古いルーターを新しいルーターに買い換え
あくまでマシになる程度ですが試してみて損はありません。
方法1:IPoE(IPv6)接続に切り替えてみる
安定感を求めるならIPv6対応プロパイダを選びましょう。
IPv6接続方式とは、従来の「IPv4」と比べて回線が混雑しにくい接続方式のことです。
- IPv4接続方式:一般道路:利用者が多く道も狭いので渋滞(回線落ち)しやすい
- IPv6接続方式:高速道路:道幅も広く速度が出やすい用に整備
このIPv6接続方式を利用することで途切れがちだった回線の安定性と速度がわざわざ計測する必要もなく、肌感覚で速度改善がわかるほどに変更されたのを感じました。
デメリットとしてはIPv6接続方式対応のWi-Fiルーターが必要になるのでお持ちのルーターが対応していない場合購入しておくことを勧めます!
使い方も簡単で、契約しているプロバイダに申し込みするのみ。
方法2:ジッタバッファリングを使用
ジッタバッファは、ルータまたはスイッチ上のネットワーク、あるいはコンピュータのいずれかで、ジッタの影響を軽減できます 。
ネットワークパケットを消費するアプリケーションは、基本的に、直接ではなくバッファからパケットを受信します。それらは通常の速度でバッファから供給され、バッファに流入するパケットのタイミングの変動を滑らかにします。
方法3:古いルーターを新しいルーターに買い換え

ルーターは4~5年前後を目途に買い替えるのが一般的。
その理由としてはルーター本体の機械的な寿命や無線の新しい規格が一般普及したりするタイミングが上記周期と言われてます。
個人的にもいままで数度買い替えを行っていますがWifiが途切れたり通信が遅くなり始めるのが4~5年のことが多かったので割と信憑性があるかと思いますね。
【古いルーターの買い替え目安】
- カラカラ・チリチリといった異音がする
- 無線規格が11acに未対応
- 最大1Gbps以上に未対応
あとルータが安価であれば「壊れやすい」ことは中国産のルータを使用して半年で故障した管理人が保証しますのである程度の価格帯はキープしておいたほうが結果安上がりです笑
オススメのルーターについては、以下の記事で解説していますので、気になる人は合わせてチェックしてみてください。
快適なJitter値を実現するなら光回線がおすすめ!!

出来れば回線である光配線方式利用する方法をおすすめします。
光回線の利点・メリットは???

光配線方式利用する方法のメリットは大まか分けて2点
- 通信が安定し回線落ちなどが減る
- ゲームのダウンロード・アップロードが快速
簡単に解説していきます。
利点1:通信が安定し回線落ちなどが減る
光回線に変更することでゲーム中のラグや回線落ちが改善します。
安定性が欠けてしまうとゲーム中に回線落ちや切断が頻発してしまい、味方に迷惑をかけてしまったりストレスを抱えてしまったりする原因になりかねません。
その点においても、光配線の方が優れていると言えるでしょう。
利点2:ゲームのダウンロード・アップロードが快速
また光回線に変更することでダウンロード速度が改善します。
最近ではストアからゲームをダウンロードすることが主流になっており、パッケージで購入だとしてもアップデートが頻繁にあるのでなかなかダウンロード容量を食います。
これが遅いと早くプレイしたいのになかなか完了せずイライラ笑
また、これから先はゲームの容量がどんどん大きくなっていくことが容易に想像できるので、それを考慮すると光配線方式に変えるメリットは大きいと言えるでしょう。
光配線方式のおすすめの光回線
回線を切り替えるならゲームでの評判が良い以下の回線をおすすめします。
回線 | 平均ダウンロード・アップロード値 |
---|---|
NURO光 ![]() |
ダウンロード速度:460.91Mbps アップロード速度:401.01Mbps |
コミュファ光 ![]() ※東海地方限定 |
ダウンロード速度:650.95Mbps アップロード速度:342.36Mbps |
ソフトバンク光 | ダウンロード速度:316.63Mbps アップロード速度:186.24Mbps |
![]() ![]() ※関西限定 |
ダウンロード速度:439.11Mbps アップロード速度:297.6Mbps |
auひかり | ダウンロード速度:368.15Mbps アップロード速度:266.42Mbps |
ドコモ光 | ダウンロード速度:284.11Mbps アップロード速度:194.54Mbps |
特におすすめなのは、「 NURO光 」「 auひかり
」です。
これらの回線は独自の配線設備を利用してサービスを提供しているため、他社の回線と比較して高速で安定しており、ゲームに向いた性能になっています。
この2回線を優先的に検討してみると良いでしょう。
これらの回線がエリア的に契約出来ない人は、 ソフトバンク光がおすすめです。
ソフトバンク光はIPv6接続を使うことになるのですが、ポート制限を受けないという特徴を持っているので、IPv6接続系回線の中ではおすすめです。
導入できない場合はファミリータイプの導入検討も!!
ただ変更する際は管理会社や大家などに工事の許可をもらう必要があります。
もし光配線方式を断れた場合は変わりにマンションタイプからファミリータイプの回線を契約するという方法があります。
【マンションタイプ】
光回線を共用部まで引っ張ってきて各部屋に繋げるタイプ。大掛かりな工事が必要
【ファミリータイプ】
電柱から直接自分の部屋に光回線を引っ張ってくるので、大掛かりな工事が基本的に必要ない
光配線方式がOK貰えなかった場合に代わりにファミリータイプを引きたいとお願いすれば、OKしてもらえる可能性は高いです。
なお、どこの光回線を利用したら良いのかについては「VDSLでオンラインゲームしても快適に利用できる光回線」の項でも解説したように携帯キャリアの回線を利用することをおすすめします。
ただし、通信速度が最重視なのであればNURO光がおすすめです。
まとめ
今回は『Jitter値(ジッター値)とは何??ジッター値の測定と安定しない数値改善方法』の紹介でした。
改善方法は契約しているネット回線を変更することで劇的に改善する場合が高いのでしっかりと確認するようにしましょう。
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